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テイクオフ 【take-off】
カテゴリ:飛行姿勢・状態
「離陸」の英訳。飛行機の車輪(ギア)などが地面を離れる瞬間を指す。 |
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ていじょうひこう 【定常飛行】
カテゴリ:飛行姿勢・状態
飛行機が一定の高度を保って安定的な飛行を継続すること。
テストフライトにおいてこの定常飛行ができるか否かは人力飛行機の性能を評価する上で重要になる。
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ていそくき 【低速機】
カテゴリ:飛行機の分類
人力プロペラ機において機速が6m/s〜7m/sであるものを低速機と呼ぶ傾向がある。
機体は基本的に大型(全幅の大きい主翼)になるため、風などの外乱を受けやすくなる可能性がある。一方で、高速機などに比べて少ないパワーで飛ぶことができ、テストフライト時に運用がしやすい(走って何とか追いつける)といったメリットもある。 |
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ていよくき 【低翼機】
カテゴリ:飛行機の分語
パイロットの頭よりも低い位置に主翼がある機体のこと。
高翼機に比べ、水面に翼が近くなるため水面効果が得られやすいと考えられている。また、プロペラを高い位置に設置すれば、プロペラに発生する気流の影響を主翼が受けにくいというメリットもある。
一方で、低翼にすると離陸するまで主翼を保持することが難しいというデメリットもある。
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テーパーひ 【−比】
カテゴリ:飛行機の構造
テーパー翼の場合、そのテーパー(先細り)の度合いを指す。
「翼端での翼弦長/機体中心線での翼弦長」で求められる。 |
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テーパーよく 【−翼】
カテゴリ:飛行機の構造
胴体側から翼端に向かって翼弦長(翼の進行方向の長さ)が先細っていく形状の翼のこと。 |
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テールコーン 【tail cone】
カテゴリ:飛行機の構造
胴体(胴体桁)の最後尾に設置するフィレットの一種。流線形の曲面にして空気抵抗を減らすために設置する。
人力飛行機の場合、発砲スチロールやスタイロフォームを削りだして作られることが多い。 |
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テストフライト 【test flight】
カテゴリ:各種試験
「飛行試験」ともいい、完成した機体を実際に飛ばすことで、その性能や安全性を評価する試験のこと。
人力飛行機においては小規模なものであれば運動場(グラウンド)等で行われるグラウンドテストフライト(GTF)、大規模なものであれば飛行場の滑走路(人力プロペラ機の場合)、砂丘(滑空機の場合)で行うものもある。また、内容も滑走試験(テストラン)、ジャンプ試験、短距離試験、長距離試験、飛び切り試験などに分類することができる。
テストフライトの際は安全確保のため入念な打ち合わせを行い、指示出し、機体保持、風見などのグランドクルーをしっかりと配置することが重要となる。飛行機を保持するクルーは走って伴走するのが基本だが、機速によっては自転車などで伴走することもある。
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テストラン 【test run】
カテゴリ:各種試験
テストフライトの形態のひとつ。「滑走試験」ともいう。飛行機を浮上させず、地上走行のみ行う。これにより、飛行機が直進できるか、翼のたわみが出ているか、左右のバランスは取れているか、等をチェックする。上手くいけば一般的にはジャンプ試験に移行する。 |
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でんそう 【電装】
カテゴリ:飛行機の部分名称
飛行機に備え付けられる各種電子機器を指す。人力飛行機であれば操舵のためのフライ・バイ・ワイヤに関係する装置が該当する。 |
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でんねつせん 【電熱線】
カテゴリ:工作機械
通電すると熱を発生させる金属線のこと。ニクロム線、鉄クロム線などがある。
人力飛行機においてはリブやフェアリングなどの制作時にスタイロフォームや発泡スチロールを切断する際に用いたり、CFRPパイプを自作するための炉に用いることがある。 |
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でんねつせんカッター 【電熱線−】
カテゴリ:工作機械
スタイロフォームや発泡スチロールを熱で切断するために用いる工具。市販されているものもあるが、人力飛行機チームでは切る対象のサイズや作業工程に合わせて自作することが多い。 |
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