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ケージ 【cage】
カテゴリ：収納器具
本来は「鳥かご」、「檻」という意味。
人力飛行機においては、分割した主翼や尾翼などを保護しながら収納したり輸送するための巨大なケースのことを指す。琵琶湖や飛行場へ人力飛行機を運ぶ際はこのケージをトラックの荷台に積み込んで移動する。
材質は木材や金属などチームによって様々であるが、翼のサイズや分割数に合わせてハンドメイドする場合がほとんどである。移動がしやすいように下部にキャスターが付いたものもある
翼は接合部で分割してからケージに格納する。トラックへの積み込みなども考えて、ケージの設計は慎重に考える必要がある。 |
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ゲートオープン 【Gate open !】
カテゴリ：鳥コン用語
鳥人間コンテスト特有の合図。
プラットホーム上の機体が、テイクオフのための準備を完了していて、天候に問題が無く先発機の処理が完了している場合に、スターターからテイクオフのクリアランスが下りる。
その際スターターは赤い手旗を降ろし、白い手旗を挙げて、「ゲートオープン！」と合図を送る。 |
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げいかく 【迎角】
カテゴリ：航空力学
翼弦線と飛行機の進行方向のなす角度のこと。迎え角（むかえかく）とも呼ぶ。一般的に迎え角を大きく取るにつれ揚力が増えるが、迎え角を大きく取ることは抗力の著しい増大や失速につながる危険性がある。迎え角の調整は非常にシビアで0.1度変わるだけで飛行機の性能が大きく変わる。テストフライトを繰り返す中で適切な迎角を調整することは非常に重要とされる。
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桁 【けた】
カテゴリ：飛行機の部分名称
英語名で「スパー：sper」と呼ばれることも多い。
飛行機の「骨組み」となる部材のことで、胴体の骨組みならば「胴体桁」、主翼の骨組みならば「主翼桁」、尾翼の骨組みならば「尾翼桁」となる。人力飛行機の場合CFRPのパイプで作られることが多い。
主翼桁ならば一般的な飛行機では１本桁から3本桁まであり、2本桁ならば前部のフロントスパー（front sper）と後部のリアスパー（rear
sper）、3本桁ならば中央にセンタースパー（center sper）が入る。
主桁には飛行時に機体の中で一番荷重がかかり大きなたわみが生じるため、高強度の素材で強靭な設計にする必要がある。また、入念な桁試験（桁に対する荷重試験）も事前に必要となる。
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桁試験 【けたしけん】
カテゴリ：各種試験
桁（骨組み）に使われる部材の強度やたわみなどを評価する荷重試験のこと。人力飛行機では、主翼に用いられる主桁（メインスパー）に対して行う場合が最も一般的で。必要に応じてその他の桁に対しても試験を行う。
主桁は格納や輸送やを考慮して分割できるようになっているが、桁試験では機体完成時と同じように全て接合し、荷重を掛けるためにペットボトルに水や砂を入れたウェイト（おもり）を桁にぶら下げて行う。プラットホーム飛び出し時や想定外の事態に備えて、通常飛行時で予想される負荷よりも重い荷重も掛けるのが一般的。
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ケツペラ
カテゴリ：鳥コン用語
プロペラが機体最後部（ケツ）に取り付けられている人力プロペラ機のこと。正式には「推進式」（プッシャー）と呼ばれるが、推進式の中にはコックピット後ろの胴体中央部に取り付けられている「中ペラ」という形態もあるため、これと区別する際はよく用いられる。
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けんいんしき 【牽引式】
カテゴリ：飛行機の形態
プロペラが機体最前部に取り付けられているプロペラ機のこと。プロペラの力が機体を引っ張るような方式のためこう呼ばれ、英語では「トラクター」という。プラットホーム飛び出し時のプロペラ破損リスクが減らせることや、駆動装置を設置することが安易なことから、人力プロペラ機ではこちらの方が多い。 |
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