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くうりきちゅうしん 【空力中心】
カテゴリ:航空力学
空力モーメントが迎角の増減によらず一定の値をとる場所のこと。
通常の翼型ならば大体25%(翼弦線の長さを100%として、前年から25%にあたる位置)付近にこの空力中心がある。
一般的に、桁位置はこの空力中心付近に設定すれば、桁の強度計算もしやすく、理想的であるとされる。 |
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くうりきモーメント 【空力-】
カテゴリ:航空力学
飛行機の翼構造は通常、翼型(いわゆるリブ)を固定するために、桁を通す。この桁位置が風圧中心とずれている場合、翼型を固定した位置のまわりに、風圧中心によるモーメント力が働く。これを、「空力モーメント」と呼ぶ。 |
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くみあげしけん 【組み上げ試験】
カテゴリ:各種試験
完成した機体を実際に組み立て、接合部などが正確に作られているかチェックしたり、組み立ての手順を習熟するための試験。テストフライトの前段階として行っておくのが望ましい。チームによっては組み立て試験、グラウンドセットアップ(GSU)などとも呼ばれる。
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グライダー 【glider】
カテゴリ:飛行機の種類
セイルプレーン(sailplane)ともいう。滑空機のこと。エンジンなどの動力を持たない飛行機のことを指す。
動力が無いため、離陸は軽飛行機に曳航され上空で切り離すか、ウィンチで巻き取る方法がある、また、海外では自動車による曳航もある。
上空では上昇気流があれば長時間の飛行も可能である。
応用型として、エンジンを搭載し自力で離陸ができるモーターグライダーもある。
鳥人間の滑空機は当初ハングライダーに近いものが多かったが、現在ではこのグライダーに近い形態が主流となっている。
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グラスコックピット 【glass cockpit】
カテゴリ:計器類
計器類のデータを液晶ディスプレイ(LCD)などへ電子的に表示できるシステムを搭載したコックピットのこと。アナログ計器が多い場合、パイロットの前にそれらを並べる必要があり場所をとってしまう。しかし、グラスコックピットならば1つの画面に複数の計器を集約して表示することができるので省スペース化かつパイロットの視認性向上につながる。
鳥人間においても、電装技術の飛躍的な向上によりグラスコックピットを搭載するチームが存在する。
最新鋭航空機ではパイロットの目前に設置されたスカウターのような装置に計器を表示し、前方の風景と重ねて把握できるヘッドアップディスプレイ(HUD)も普及しつつある。
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グランドクルー 【ground crew】
カテゴリ:鳥コン用語
テストフライト時、飛行機の離陸から着陸までを補佐する地上要員。飛行機と共に並走し、浮上まで機体を支持したり、着陸時や不具合発生時に機体が破損しないようサポートするのが主な役職。ポジションによっては大ケガをする可能性があるので、事前にしっかりとした安全教育・打ち合わせをすることが肝要である。
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クリスタルテープ 【crystal tape】
カテゴリ:接着剤・テープ類
ポリプロピレン(PP)製の透明な粘着テープ。
人力飛行機チームによっては翼同士を接合した際に、接合部に隙間ができないよう外皮を覆うように貼ることがある。 |
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