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アセトン 【acetone】
カテゴリ:接着剤・溶剤などの薬品
無色・揮発性の有機化合物。常温では液体。
溶剤として用いられることが多く、水やアルコール類、ほとんどの油脂類を溶かすことができる。
鳥人間においては、CFRPに付着したものを落としたり、接着剤等が固着しやすい用具の清掃に用いる。
ホームセンター等で一斗缶に入って売られていることが多い。
強い引火性があるため、取り扱い時は火気厳禁である。 |
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アップライト 【upright】
カテゴリ:飛行機の形態
英単語としての意味は「直立」あるいは「直立した状態」。
自転車において、その乗車姿勢はアップライト型とリカンベント型の2つに分けられる。
アップライト型はサドルにまたがってペダルを漕ぐスタイルで、「ママチャリ」のような通常街中で見られる一般的な自転車の形態である。
人力プロペラ飛行機は駆動機構は自転車のものを流用するケースが多いため、コックピットの形態は「アップライト型」と「リカンベント型」に大別される。
アップライト型は直立に近い姿勢のため、ペダルを漕ぐ際に力を出しやすいという利点があるが、フェアリングの形状が大きくなってしまい、空気抵抗がその分増えるという欠点もある。 |
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アルミニウムけた 【‐桁】
カテゴリ:飛行機の材料
アルミニウムパイプなどで機体の骨組みを構成すること。
現在の人力飛行機では、軽量で強固なCFRP(炭素繊維強化プラスチック)でほぼ全ての桁を賄うチームが圧倒的に多いが、CFRPが非常に高価であるため、アルミニウム桁を採用するチームも少なからず存在する。 |
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アルミニウムごうきん 【‐合金】
カテゴリ:飛行機の材料
アルミニウムを主成分とする合金。軽量で加工がしやすいことから、航空機の材料として幅広く用いられている。
全ての骨組を炭素繊維複合材で構成することが主流になった人力飛行機においても、プロペラハブなど旋盤加工などを必要とする部品にはA2017(ジュラルミン)、A2024(超ジュラルミン)等のアルミ合金が用いられることが多い。
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あんぜんりつ 【安全率】
カテゴリ:飛行機の材料
部材が破壊する最小の負荷と部材を安全に利用できる最大の負荷の比。材料力学においては『極限応力(基準強さ)/許容応力』で求められる。許容応力は設計時の条件、極限能力は使用する材料によって決定する。安全率を大きくとれば強度に対する信頼は向上するが、必然的に重量が重くなってしまうため効率的ではない。そのため、航空機の制作時は設計時に綿密な計算を行い、強度試験を繰り返し、整備をこまめに行うなど、品質管理を徹底する代わりに安全率を小さく設定している。
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