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Aircraft Makersでは、2008年の「第32回 鳥人間コンテスト選手権大会」を目標に活動してきましたが、書類審査で落選となってしまいました。
そこで、新たな目標として2008年9月に大利根飛行場で記念飛行を行うこととし、飛行機の製作を継続。そして、去る9月6日。予定通り記念飛行は実施されました。
結果は約4秒間の浮上に2回成功。
飛行場での浮上経験のないACMにとっては大きな躍進となりました。
このコーナーでは記念飛行の様子を詳しく紹介します。 |
Aircraft Makers 4号機 「スーパーおおぞら」
ACMにとって初めての高速機となった、4号機「スーパーおおぞら」。
1〜3号機で培ってきた経験・技術・反省点を基に飛行機としての性能が最大限引き出せるよう、各部を丁寧に仕上げてきました。
「スーパーおおぞら」は人力プロペラ飛行機では「高速機」というカテゴリーに分類されるよう設計されました。
「高速機」は厳密な基準は無いものの、飛行時の速度が約8m/sを超えるものを指します。
機体の安定性よりも、スピードや旋回時の小回りなどに主眼を置き、機体は全体的に小型で軽量に作られます。
ACMの歴代機体の反省点として「主翼の精度」がありました。特に、翼の後ろ側の「後縁」については、一般的なバルサ材で製作すると梅雨時の湿気やちょっとした力の不均衡で大きく波打ってしまう欠点がありました。
これでは翼型の性能が十分に発揮できないため、CFRP(炭素繊維複合素材)を3枚積層し、薄く、軽いながらも湿気に左右されず、強固な後縁を製作できるようになりました。
「スーパーおおぞら」には主翼の後縁を全てCFRPで製作しています。 |
写真をクリックすると拡大されます。 |
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機体後方視点
第1回目、2回目浮上
Windows Media Video(WMV)
1分04秒
11.1MB
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機体前方視点
第1回目、2回目浮上
Windows Media Video(WMV)
1分34秒
7.7MB
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