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 鳥人間コンテストは、正式名称を「鳥人間コンテスト選手権大会」といい、大阪にあるよみうりテレビが主催する人力飛行機の競技大会のことを指します。
第1回大会は1977と歴史は古く、今年2008年で第32回大会を迎えます。

 コンテストは大きく2部門に分かれていて、自転車のようにペダルを漕いでプロペラを回す「人力プロペラ機」の部門と動力に頼らず風の力だけで飛行する「滑空機部門」があります。
 「人力プロペラ機部門」は飛行距離を競う「ディスタンス」のほかに第30回大会から2kmの飛行時間を競う「タイムトライアル」が新設され、ACMはこの「タイムトライアル」に参加しています。



 昔、鳥のように空を飛ぶことに憧れた人間は、未開の地である「空」を目指すべく「飛ぶための道具」作りに奮闘しました。その結果が「飛行機」の発明で、1903年にライト兄弟が人類初の有人飛行に成功します。
それから約100年。現代では飛行機の技術は飛躍的に向上し、数え切れないほどの航空機が空を飛び交い、身近な存在となっています。

 しかし、普段見慣れた飛行機はエンジンの力を借りて飛ぶもので、中には「本当の意味でに鳥に近づきたい」と考え出す人間もいました。
 そうして考案されたのが「人力飛行機」です。
 人力飛行機は、人間の筋力のみを動力として飛行するまさに「人間の力だけで空を飛ぶための機械」です。
自転車ようなペダルを漕ぐことでプロペラを回し、その推進力で前進するのが主流です。

 しかし、エンジンを動力とする普通の航空機に比べ、人力ではパワーが弱いのは当然のことです。そこで、人力飛行機の機体には軽量化や高い揚力を発生させる翼が必要となり、実際の飛行機よりも飛行理論の本質的な部分で高い技術や設計が要求されます。

 そのため、人力飛行機は飛ぶことの原点を追求した「究極の飛行機」といえるでしょう。

 現在の人力飛行機には宇宙開発で使われるような最先端の素材や、電子制御などのハイテク技術も使われていています。
 飛行記録の進歩も急速に進み、マサチューセッツ工科大学(MIT)のダイダロス号は116kmの世界最長飛行記録、日本大学のMOWE21は駿河湾で49kmの日本最長飛行記録という驚くべき結果を叩き出しています。

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